コンクリートの型枠の解体時期
基礎の型枠をバラし(脱型)しました。
型枠は、コンクリートの打設から一定の養生期間おいてバラします。
工期がないからといってコンクリートを打って1日、2日でバラしてはダメです。
この養生期間は、その期間中の平均気温によって変わります。
基礎コンクリート型枠の残置期間
平均気温が、
15℃以上・・・3日
5℃以上・・・5日
0℃以上・・・8日
型枠には、コンクリートを成形するためのほかにいくつかの役割りがあります。
主な役割りは3つ
1つは、打設後の硬化初期のまだ柔らかいうちに欠けてしまわないように保護する。
2つ目は、過乾燥を避ける。
3つ目は、凍結を防ぐ。
1つ目の欠けを防ぐのはなんとなく分かると思いますが、
2つ目と3つ目。
コンクリートは、乾燥して固まるのではなく、水とセメントの化学反応(水和反応)で硬化します。
水和反応の詳しい説明は、いろんなところで書かれているのでここでは省きますが、
コンクリートの硬化初期に水分が足りなくなると、水和反応がうまくいかずいろいろと問題が起こります。
真夏の暑い盛りには、水分がどんどん蒸発していき場合によってはひび割れてしまいますし、
真冬の気温が0度以下になる場合は、水和反応に必要な水が凍結してしまい、硬化不良をおこして強度のないコンクリートになってしまいます。
型枠は、これらの状況からコンクリートを守る役目も果たしているので、規定の養生期間を設けないといけないんですね。
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- 2019.02.21 Thursday
- 基礎工事
- 09:27
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- by staff-sekig